ムダハブキの平松です。

本記事では、株式会社イノ・コードが提供するWordPressテーマ「Emanon Premium(エマノン プレミアム)」について、メリット・デメリット、評判をご紹介します。

Emanon Premiumは知る人ぞ知る、比較的ニッチなWordPressテーマ故に、Webに情報が多くありません。そこで、実体験ベースのレビューがあれば役に立つと考えました。

僕はEmanon Premiumを用いたWebサイト制作を行うヘビーユーザーなので、テーマの特徴や機能をよく理解しているつもりです。この記事が、Emanon Premiumの価値を判断する参考になれば幸いです。

Emanon Premiumとは?

Emanon Premium(エマノン プレミアム)とは、株式会社イノ・コードが提供するWordPressテーマ「Emanon®」 シリーズの最上位モデルです。

Emanon Premium「エマノン プレミアム」は、オウンドメディア・ビジネスサイト用のWordPress有料テーマです。柔軟性の高いレイアウト機能、コンテンツの内容に応じて配置できるCTA(Call To Action)、カスタム投稿を使用してランディングや資料請求ページ、セミナーページなどWEB集客機能が充実。オリジナルブロックを追加できるプラグインが付属します。

引用:WordPressテーマ Emanon Premium

本格的なビジネスサイト・オウンドメディアの制作用途に特化しており、その中心的な思想は「Web集客」 です。サイト訪問者を見込み客(リード)へと転換させる仕組みの構築に重点が置かれています。

Webサイトをマーケティングファネルの中核と位置づけるBtoB企業や一人社長、法人相手にビジネスしている個人事業主・フリーランスに特におすすめです。Web集客に力を入れたい店舗系ビジネスにも向いています。

比較的ニッチなWordPressテーマですが、「WP-Search」 の調査では、シェア9位にランクインしています。

WordPressテーマの人気シェアランキング(日本)
出典:【2025調査】WordPressテーマ人気シェアランキング【有料/無料、日本/海外、企業/ブログ】 | マニュオン

Emanon Premiumの制作事例について解説した記事も用意してあるので、詳しく知りたい場合はそちらもぜひ参照してください。

Emanon Premiumのメリット

ここからは、Emanon Premiumのメリットをご紹介します。

抜群に使いやすいブロックエディタ

まず、ブロックエディタが使いやすいです。Emanon Premiumには、ブロックエディタの拡張プラグインである「Emanon Premium Blocks」 が付属します。

このプラグインをインストールして有効化すると、40種類以上のオリジナルブロックが使用可能に(ブロックパーツ一覧は、公式マニュアルから確認できます)。WordPressに元から備わっているブロックも性能が強化されます。

このプラグインがEmanon Premiumの本体、価値の源泉だと言っても過言ではありません。本当に使いやすい。実際の操作画面を録画したので、どんな感じで動くのか参考にしてください。

ご覧の通り、ビジネスサイト向けのレイアウトが、HTMLやCSSのコーディングなしでサクサク組めます。「これやりたいなー」 ということの大半はノーコードで実現できるでしょう。

デザイナーやエンジニアに頼らないとページが作れない……なんていう機会損失とは無縁です。マーケティング担当や経営者自らページを編集できます。

もちろん、ある程度の馴れは必要ですが、馴れてしまえばパズル感覚です。ビジネスサイトでよくある特徴ページサービス詳細ページも、こんな感じで構築できます。リンク先のサンプルは多少、CSSで微調整はしていますが、ほぼ全てブロックエディタで組み上げたものです。

ノーコードで細かなカスタマイズが可能

ブロックエディタ以外の部分も、極力コードを触らずに調整可能です。例えば、ヘッダーやフッター、各ページのレイアウトは管理画面から簡単に変更できます。
参考:Emanon設定 レイアウト| Emanon Premium

ヘッダーレイアウト調整
ヘッダーレイアウト設定
フッターのレイアウト調整
フッターレイアウト設定
カラムレイアウト設定
カラムレイアウト設定
記事一覧レイアウト設定
記事一覧レイアウト設定

WordPressのカスタマイザー機能(外観 > カスタマイズ)も強化されており、細かなデザインやレイアウト、配色もノーコードでいじれます。
参考:外観設定 | Emanon Premium

外観カスタマイズ
配色カスタマイズ

また、各ページごとに要素の表示・非表示を個別に設定できます。

要素の表示・非表示設定

「この記事では目次は不要だな」 「このページではヘッダーを非表示にしたい」 といったニーズは、サイト運営において頻繁に発生するものです。そのような場合に、コードを編集することなく、ワンクリックで設定変更できるのは非常に有難い。日々のサイト運営での利便性・快適性を重視されていることが伝わってきます。

高度なCTA(Call To Action)機能

Emanon PremiumのCTA機能を使えば、無制限にCTAを作成・管理できます。
参考:CTA設定 | Emanon Premium

CTA機能はEmanon Premiumの中核をなす機能です。ユーザーレビューでも一貫して「強力で多機能」 と高く評価されています。

ブログ記事の下部に表示したり、スクロールに追従させたり、メルマガ登録フォームとして使ったり、CTAの種類やデザインが豊富です。

追従型CTAのイメージ
スクロール追従型CTA
追従型CTA(フッター)のイメージ
フッター追従型CTA
記事下CTAのイメージ
記事下CTA
メルマガ登録CTAのイメージ
メルマガ登録CTA

CTAのレイアウトやデザイン、デバイスごと表示・非表示も柔軟に設定できます。追従型の場合、CTAの表示タイミングも調整できます。

CTAのデザイン設定
CTAの作成・編集画面。テンプレートに当てはめる以外にも、ブロックエディタで自由なデザインを組むことも可能

また、ページごとに最適なCTAを表示できるため、コンバージョン率を大幅に向上させる施策を簡単に実行できます。

ページごとの追従型CTAの表示設定
ページ単位の追従型CTAの表示設定
カテゴリごとの記事下CTAの表示設定
カテゴリ単位の記事下CTAの表示設定

クリック数計測やA/Bテスト機能も標準で搭載されています。簡易的な数値取得なら、WordPressの管理画面から気軽に行えます。

CTAの計測機能
CTAの数値計測機能

こう見ると、Emanon Premiumは単なるデザインテンプレートではなく、オールインワンのマーケティングプラットフォームだと言えるかもしれません。CTA作成のためのプラグインや外部ツールを導入する必要はありません。Emanon Premium単体でほとんどが完結します。

ビジネスサイトに特化したカスタム投稿タイプ

Emanon Premiumには、ビジネスサイトに特化した6種類のカスタム投稿タイプが用意されています。これらは管理画面の「Emanon設定」 から簡単にオン・オフを切り替えて利用できます。
参考:カスタム投稿 | Emanon Premium

カスタム投稿の設定画面
カスタム投稿のオン・オフ設定

具体的には、「ニュース」 「セミナー」 「資料請求」 「セールス(LP用)」 「商品紹介(事例含む)」 「求人情報」 といった、ビジネスサイトに欠かせないコンテンツに対応しています。以下は作成イメージのサンプルです。

これらのページは固定ページでも作成できますし、そのほうが柔軟性は高いのですが、カスタム投稿タイプなら通常投稿(ブログ記事)と同じ感覚で直感的に作成・運用が可能という利点があります。

カスタム投稿タイプ(資料請求)
通常投稿と同じく、カテゴリを分けて管理・運用できる

記事一覧(アーカイブ)ページも自動で出力されます。

カスタム投稿タイプのアーカイブページ
カスタム投稿タイプの記事一覧ページ

記事一覧ページに出力する情報も、各カスタム投稿の編集画面から任意で設定できます。事例なら企業名や業種、規模感、課題などを、セミナーなら開催日や定員、テーマなど。通常投稿だとこういう細かい部分の表示設定ができないので、カスタム投稿タイプを使う理由になります。

記事一覧で表示する項目を設定
記事一覧に出力する項目設定

さらに、「セミナー」 「求人情報」 などのカスタム投稿タイプは構造化データに対応しているため、SEOでも大きな利点があります。これは汎用テーマには稀な機能で、Emanon Premiumの技術力の高さがうかがいしれます。

構造化データの設定例
構造化データの設定

一点、注意点として、「Emanon設定」 からカスタム投稿ページのスラッグを変更すると、既に作成したカスタム投稿ページのコンテンツが全て消えてしまいます。

カスタム投稿タイプのスラッグ設定

つまり、一度設定したスラッグは実質的に変更不可能ということです(スラッグを元に戻せば復元はしますが)。カスタム投稿タイプに使用するスラッグは、事前によく検討しておくと良いでしょう。

Emanon Premiumのデメリット

続いて、Emanon Premiumのデメリットを見ていきます。

学習コストはそれなりにかかる

Emanon Premiumはブロックエディタをベースにしたノーコード編集が可能ですが、慣れるまではそれなりに時間がかかります。

オリジナルブロックの挙動や使い方、レイアウトの設定、細かいデザインや配色のカスタマイズなど……。特別、技術的知識が必要というわけではありませんが、やはり勝手がわかるまでは戸惑うでしょう。

Emanon Premium設定画面
内部動作やレイアウトの大枠は「Emanon設定」 から行い、細かいデザインや配色は外観のカスタマイザーから行う、という仕様も、最初は戸惑うかもしれない

ある程度のWordPress経験をお持ちであれば問題ないでしょうが、まったくのWordPress初心者やWebに疎い方には厳しい側面があるかもしれません。

確実に言えるのは、テンプレート的(決められたパーツに当てはめていくだけで完成する)なテーマとは根本的に違うということです。基本的にブロックエディタでゼロからレイアウトを組んでいきます。自由度は高いですが、パズルのような手軽さはありません。

初期設定ガイド網羅的なマニュアルが用意されているので、そちらに大抵のことは記載されています。ただマニュアルに関しては、「この機能や設定について知りたい」 と、何を解決したいかが理解できている前提の設計になっているため、それすらわからない状態では、求めているページに辿り着くのが難しいです。

ユーザーコミュニティがほぼない

SWELLのような巨大なコミュニティやフォーラムを持つテーマと比較して、Emanon Premiumのユーザーベースは小さいです。

これは、ニッチな問題に対する解決策をGoogle検索で見つけることが難しく、公式マニュアルやサポートへの依存度が高いことを意味します。Web上での情報発信者の数も少ない状況です。

Emanon PremiumとSWELLのキーワード数の比較
Emanon PremiumとSWELLのカスタマイズ関連のキーワード数比較。かなり差がある状況

他のテーマであればカスタマイズ情報などはGoogle検索するとたくさん出てきますが、Emanon Premiumの場合はほとんどありません。これは、Web上でテーマのカスタマイズなどの情報発信をしている多くがブロガー属性の方たちであり、Emanon Premiumはブログ向けテーマではないため彼らには選ばれにくく、結果としてWebに情報が少ないということだと思われます。

公式サポートの質は高いと評価されているので、困ったときは直接問い合わせれば解決できます。(サポートのガイドラインは要熟読)。ただし、「ググって5分で解決」のような手軽さは期待できません。この点は導入前に理解しておいた方がよいでしょう。

ビジネスライクなデザインは好みが分かれる

人によっては、デフォルトのデザインスタイルをシンプル、地味、あるいは「お固め」 と捉えることがあります。ビジネス用途には適していますが、おしゃれで華やかなデザインを求める方には合わない可能性があります。

WordPressテーマには、開発者がデザイナー寄りとマーケター寄りの二種類がありますが、公式の用意しているデモサイトを見る限り、Emanon Premiumは後者に該当します。

Emanon Premiumのデモサイト
Emanon Premiumのデモサイト

良く言えばシンプルで無駄がない。悪く言えば地味。デザイナー寄りのテーマ、例えばTCDテーマなどと比較すると、見た目のダイナミックさや美しさで見劣りするのは致し方ありません。

もちろんデザインのカスタマイズは可能ですが、このテーマの根本的な設計思想はビジネスライクでクリーンなデザインです。

そもそも、決まりきった構造のテーマではなく、ブロックエディタでゼロから組み上げていくテーマなので、デザインについて論じるのは適切ではないかもしれませんが、とにかく、おしゃれ、かわいい、派手といったサイトを作りたいのであれば、他にもっと適したテーマがあるのは確かです。

とはいえ、アニメーション設定などは割と細かく柔軟に設定できるので、それがビジネス的に本当に必要かどうかはともかくとして、そういった設定機能自体はしっかりと用意されています。

Emanon Premiumの評判・口コミ

Emanon Premiumに関する投稿をX(旧Twitter)からピックアップしました。また、評判・口コミは公式サイトにも掲載されています。そちらも併せてご確認ください。
>> WordPressテーマ Emanon[エマノン]の評判

総じて、「やりたいことを形にしやすい」「CSSを書かなくても形になる部分が多い」 といった評価があり、細かい部分まで調整できる点が評価されています。固定化された構造で制約が多いテンプレート型のテーマにはない圧倒的な自由度は、このテーマの目玉といえるでしょう。豊富なオリジナルブロックも好評です。実際に触ってみれば、「ノーコードでここまでできるの!?」 と驚くはずです。

その裏返しとして、「多機能すぎて慣れるまで時間がかかる」 「設定項目が多い」 といった声があるのも事実です。実際、僕も最初はフリーズしました。WordPressやWebの素人というわけではありませんでしたが、それでも最初はどこをどうやればいいのか、迷子になりました。

最初の壁を乗り越えるには、Emanon Premiumの基本構造を理解することが重要です。Emanon Premiumの構造的特徴は、機能設定とデザイン調整の分離であり、それぞれ、設定する場所が明確に分かれています。

サイトの内部動作や各種タグ、レイアウトなどは、専用の管理画面である「Emanon設定」 から設定します。

Emanon設定
「Emanon設定」 では、Emanon Premiumの内部動作やレイアウト設定、各種最適化などを行う

ここがEmanon Premiumの心臓部といえるでしょう。サイト全体のレイアウト構造、各種最適化機能、SEO設定などの重要な設定は、すべてここで行います。

一方、細かいデザインや配色のカスタマイズは、WordPressの標準機能である「外観 > カスタマイズ」 で行います。

「外観 > カスタマイズ」
「外観 > カスタマイズ」 をクリック
カスタマイザーの設定項目
カスタマイザーの設定項目。よく使うのは「デザイン設定」 と「配色設定」

ファーストビューの設定、色合いの調整、フォントサイズの変更といった、見た目に関する微調整はこちらが担当です。

最初にこの大枠の設計さえ理解していれば、個別の細かい設定については、網羅的なマニュアルが用意されているので、それを都度参照しながら進めれば問題ありません。「この機能はどこで設定するんだろう?」 と迷ったときも、機能系ならEmanon設定、デザイン系ならカスタマイザーという基本ルールがわかっていれば、迷わずに該当する設定画面にたどり着けるでしょう。

まとめ

ここまで、Emanon Premiumのメリット・デメリットを解説してきました。まとめると、

メリット
  • プラグイン「Emanon Premium Blocks」 により、40種類以上のオリジナルブロックを使用可能
  • WordPressのデフォルトのブロックも機能強化され、ブロックエディタだけで自由自在にレイアウトを組める(自由度の高いノーコード編集)
  • ページのカラム数やコンテンツ幅、各種デザイン・配色設定もノーコードで細かく設定可能
  • ページの要素の表示・非表示も編集画面からワンクリックで設定可能
  • 追従型CTAや記事下CTA、メールマガジン登録CTAなど、多種多様なCTAを作り放題
  • CTAはページ単位やカテゴリ単位で簡単に出し分け可能(CVR向上に貢献)
  • ビジネスサイトに適した6種類のカスタム投稿タイプ(ニュース、セミナー、資料請求、セールス、商品紹介、求人情報)
デメリット
  • 多機能で設定項目が多いので、馴れるまでの初期学習コストが高い
  • マニュアルは課題や目的をちゃんと分かってる人向けの設計。初心者に優しくない。
  • ユーザーコミュニティやフォーラムがなく、Web上に情報が乏しい。Google検索で気軽に解決することが難しい。
  • ビジネスライクでクリーンなデザインは、一部の層(おしゃれ、かわいい、派手なサイト作りたい)には合わない

このようになります。

ブロックエディタがとにかく使いやすく、実現したいレイアウトやデザインが、ほぼノーコードで実現できる。「ここをこうしたい」 という細かい調整もコードをいじる必要がない。この圧倒的な自由度と柔軟性が、Emanon Premiumの最大の特徴と言えるでしょう。

運用のしやすさは、ビジネスサイトにとって必須の要件です。

「ここをちょっと変更したい」となったときに、「CSSを編集しないと……」 という作業が頻繁に発生するようでは論外です。制作会社や社内のエンジニアに依頼するにしても、「いま手一杯なので2週間後になりますけどいいですか?」 などと言われては、ビジネスのスピード感に対応できません。

だからこそ、運用しやすく、ノーコードで編集でき、自由度が高く、柔軟性があるということは、WordPressテーマの必須条件といえるでしょう。少なくとも、単なる名刺代わりやデジタルパンフレットではなく、日々の運用を重視するビジネスサイトを作るのであれば、これらの要素は欠かせません。そしてEmanon Premiumは、この全ての要素を備えています。

もちろん、高機能・多機能故に、設定や機能を覚えて、操作に慣れるまでに多少の時間はかかります。購入したものの、初期設定と構築で挫折した……という声も聞きます。ですので、

  • 自分でマニュアルを読み込んで、試行錯誤して、操作を覚える気概がある
  • 社内や外部にWordPressやWebに詳しい人材がいる

ということが、Emanon Premiumの導入で失敗しないための条件となるでしょう。
もし不明な点があれば当サイトのお問い合わせフォームからご質問ください。僕はEmanon Premiumを使い込んでいるヘビーユーザーなので、大抵のご質問にはお答えできるかと思います。

また、Emanon Premiumを用いたビジネスサイト構築代行も可能です。詳しくは以下のページからご確認ください。

Emanon Premiumに関するFAQ

Q
Emanon Businessと何が違う?
A

設計思想が根本的に違います。Emanon Businessはトップページの構造が固定化されたテンプレート型のテーマです。簡単・手軽にビジネスサイトを作れますが、自由度は低いです。一方、Emanon Premiumはブロックエディタを駆使して、ゼロからレイアウトを組み上げます。初期学習コストは高いですが、自由度と機能性が圧倒的です。

Q
SWELLとどっちが良い?
A

企業サイトを作るなら、という視点で言えば、どちらでもいいと思います。どちらもブロックエディタで自由にレイアウトを組めるからです。細かい機能や仕様は異なりますが、そこはもはや好みの問題でしょう。SWELLに「Emanon Premium Blocks」 をインストールして使っている方もいるようです(他テーマでも動作します)。

Q
買い切り型ですか?
A

Emanon Premiumの価格は27,800円(税込)の買い切り型です。Snow Monkeyのようなサブスクリプション型テーマとは異なり、アップデートのための継続的な支払いはありません。テーマのアップデートは、WordPressの管理画面に通知が来るので、そこから簡単に更新できます。

Q
ライセンスはどうなっていますか?
A

Emanon Premiumのライセンスは100% GPL(General Public License)です。一度購入すれば、Webサイトの数に制限なくテーマを利用できます。受託制作での使用も制限はありません。ただし、受託制作の際に公式サポートを受けたい場合、サポートのためのライセンス費用が別途かかります。

Q
SEOに強いですか?
A

上位表示しやすいかどうか、という意味なら「それはわからない」 としか言えません。ただ、現代的なSEOを念頭に置いて設計されていることだけは事実です。組織、イベント、求人情報など、様々なコンテンツタイプに対応したJSON-LD形式の構造化データがサポートされています。ページ単位でのメタタグ制御も可能です。

Q
サイト表示速度はどうですか?
A

これもSEOと同じです。テーマ以外の外部要因が大きく影響するので、一概には言えませんし、PageSpeed Insightsのスコアを上げること自体に大した意味はありません。Emanon Premiumには、jQueryの最適化、CSS/HTMLの圧縮、プリフェッチ、キャッシュといった表示速度向上のためのツールが内蔵されているので、必要であれば設定すると良いでしょう。